DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

研究停滞

この二ヶ月半、特にEP Seminar後はあまり研究関係のことが進んでいません。手元にあるデータでモデルを作ろうとしているのですが、統計的な問題に当たり、行き詰ってしまいました。Statistics Clinicというところに相談に行ったのですが、解決しそうにありません。統計について色々と調べるのは楽しいのですが、最近はそれがデータ処理の進展につながらず、やや空回りしている感があります。来週中に指導教官+Research Committee(=将来的な博論審査パネルの一部)で統計に明るい人と相談する機会を持てるはずなので、そこで何か進捗があることを望みます。イースター後には次のStudyに取り掛かりたいのですが、このペースだと間に合わなさそうです。


ところで、Corpus Linguistics 2011 (7月@バーミンガム)とLearner Corpus Research 2011 (9月@ベルギー)に採択されました。前者ではEP Seminarでの発表とほぼ同内容を、後者では上述したモデルについて発表する予定です。LCRのabstractを出してから統計処理にまずい点があることを発見してしまい、いま慌てふためいている次第です。


また来週RCEALのLanguage Acquisition and Language Processing Research Clusterというところがワークショップを二件開くのですが、その内の一件でも発表します。Nick Ellisが基調講演なので非常に楽しみです。