DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

分析→書く→分析→書くのサイクルを

指導教官が不在で良くも悪くも時間があった8月とは打って変わり、この数週間は久しぶりに目の回るような生活を送っています。色々と締め切りが迫っており、SLRFの準備もまだ全く手付かずで、当然博論も待ってはくれず、新年度まで始まってしまいそうです。ただお陰で停滞気味だった博論が少しだけ進歩しているような気はします。根本的には何も解決していないのですが。新年度は計算言語学のsupervisorを務めることになったので(自分に務まるんだろうか・・)、そのカバー範囲も予め読んでおきたいですし、Amazon JPから大量に本が届いたのでそれも読みたいのですが、その余裕はしばらく取れなさそうです。


ここ数日、集中的に博論(の一部になればいいと願っているもの)を書き進めているのですが、行なった分析についてはその都度まとまった量を書いておくべきだったと反省しています。思えば6月以降は様々な分析を行ったものの、それらについて特に詳細を記していたわけではなく、指導教官とのミーティングでも分析結果の図などを基に話し合っていました。しかし時間が経過すると、分析の細部を忘れますし、またそもそもなぜその分析を行ったのかすら思い出せない時があります。そしてまた書いている内に色々とアイデアが出てくるということも実感していますし、更に定期的に書いていないと慣れが失われ、書くことがどんどんと億劫になっていってしまいます(時間が経つと書く量は増えるので尚更です)。今後は分析→分析→分析ではなく、分析→書く→分析→書く→分析→書く、を心がけようと思います。