DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

博士論文提出!

本日、博士論文を提出しました。最後はもたつきましたが、取りあえず出せて一安心しました。viva(口頭試問)は10月になる予定です。


昨夜に提出分(二部)を印刷し、他の提出物も確認し、あとは論文を綴じて提出するだけ、という状態でしたが、そこから更に一山ありました。ケンブリッジ大学生は通常、Graduate Union(GU)というところで論文を綴じてもらうのですが、今朝意気揚々と向かってみると、「夏季休業」の張り紙。以前からGUの営業日は確認しており、ウェブサイトでは「火・木・週末・バンクホリデー・クリスマスと年末年始は休み。それに加えて7月19日(金)と8月23日(金)も休み」と書いてあったので、今日(7月29日の月曜日)は営業しているだろうと思っていたのですが、夏も一週間休業するようです。提出する気満々でGUに向かったので、一週間も待てません。まずはGUが提携しているJ.S. Wilson & Sonという会社に電話をしてみたのですが、ウェブサイト上の情報通り、論文綴じは3日間かかるとの回答でした(GUでは2-10分/部)。半ば絶望しながらも、絶対に今日出すと決めていたので、諦め切れません。そこで、ロンドンまで行けばすぐに綴じてくれる所があるのではないかと考え、インターネットで検索してみたところ、Collis Bird & Witheyという会社を見つけました。場所もKing's Crossから二駅と悪くありません。早速電話でウェブサイトに書いてあるように2時間で綴じてくれる旨を確認し、更にStudent Registryケンブリッジ大学の学位論文を提出する部署)にも電話し、17時までに提出すれば受け取ってもらえる旨を確認し、11時45分の電車でロンドンに向かいました。こんな時に限って電車が遅延したのですが、1時間ほどでKing's Crossに到着、13時過ぎにその会社に付き、14時45分に綴じてもらった論文をピックアップし、15時15分の電車でケンブリッジに向かいました。とにかく遅延だけは避けてくれと願った甲斐があってか、16時過ぎにケンブリッジ到着。タクシーに飛び乗り、ロンドンで気づいたミスを修正した提出に必要な書類をCollegeで印刷してから、Student Registryに向かい、無事に16時40分に提出できました。


最後の最後までドタバタしましたが、取りあえず一段落しました。これまで陰に陽に私を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。まだ口頭試問があるので気が抜けませんが、しばらくはゆったりめの生活が送れそうです。


そういえば、祝杯は日本では常に飲んでいたもののこちらでは飲む機会がない梅酒で、と前から決めていて、ケンブリッジで唯一梅酒を扱っているSeoul Plazaというところに買いに行ったのですが、こちらも改装工事らしく今日から休みでした。今朝開いていることを確認したので、ロンドンのJapan Centreの前を通ったにもかかわらず買ってこなかったのですが・・。ケンブリッジは完全に観光シーズンで、学生が街にいないため、色々な所がこうやって閉まっているようです。