DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

バーミンガムでの生活

EUROSLAからケンブリッジに戻って二日後にバーミンガムに引っ越し、一週間が経ちました。


引っ越し
今回はanyvan.comという入札サイトで引越し業者を探しました。その名の通り、man with a van(車+人:日本で言う赤帽のような業者)の業者、が、指定した条件(いつ、どこからどこまでどれくらいの荷物を届けるか)の元、いくらでその引越しを請けるか提示します。その中からその仕事をポストした出札者(私)が業者を選ぶと、彼等が仕事をその値段で行ってくれます。ケンブリッジからバーミンガムまで20箱弱で、£120程度でした。


住居
大学から徒歩二分、大学内の私のオフィスから徒歩10分の所にあるstudio flatに住んでいます。studioとはトイレ・バス・キッチンが各部屋についている物件のことです。こちらでアパートを借りる場合、大きく分けて以下のようなランクがあります。

  1. トイレ・バス・キッチンが共用の物件
  2. トイレとバスは個別にありキッチンのみが共用の物件(en-suiteと呼びます)
  3. トイレ・バス・キッチン全て個別にある物件(studioと呼びます)
  4. キッチンなどがある部屋と寝室が分かれている物件(寝室の数に応じて◯ bedroom(s)と呼びます)

ケンブリッジでは毎夏引っ越し、計4箇所に住みましたが、最初と二番目が2(en-suite)、三番目と最後は1でした。バーミンガムケンブリッジと比較すると家賃が安いこと、フルタイムで働くので奨学金生活と比べれば多少は余裕があることを考え、今回は3-4を中心に物件を探し、利便性や清潔感から現在の部屋に決めました。


仕事・大学
先の記事に記したように、私はプロジェクト付きのリサーチフェローになります。しかしプロジェクトメンバーがまだ全員揃っていないこともあり、まだ本格的に仕事が始まってはいません。一部データを入手し、それに慣れようとしているくらいです。談話分析はこれまで行ったことがないので、研究の幅を広げるという意味でプロジェクトが本格的に動き出すのを楽しみにしています。


私のオフィス。三人のポスドクで共用です。


大学のシンボルである時計塔



バーミンガム大学は街の中心部から電車で二駅(6-7分)離れたところにありますが、街も十分に近いので、今のところ買い物などに頻繁に出かけています。バーミンガムは英国第二の都市と言われており、街全体で100万人弱が居住しています。ケンブリッジ(12万人)と比較すると大きいですが、ロンドン(800万人)と比べると相当小さく、また住宅地が中心部から離れた所に多くあるため、街の中心部は良く言えばコンパクトにまとまっています。