DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

自転車

自転車を購入しました。

ケンブリッジは大きい街ではないので、街の中心部を横断しても徒歩30分なのですが、それでも寒い日は体に堪えますし、移動時間の短縮+疲労の緩和を狙い、購入に至りました。こちらの自転車と日本の自転車を比較すると、以下のような差異があります。


・高価
購入した自転車はその店で売られている最も安いものですが、それでも£199(≒2万9千円)です。これにライト(法律で設置が義務付けられているようです)とチェーン(自転車の盗難が多いので必須です)を合わせ、£235(≒3万4千円)で購入しました。


・立てる足がない
日本だと自転車を立てることができますが、こちらでは支え棒(?)がないため、自転車本体のみでは立てることができません。必ずどこかに立てかける必要があります。一方では景観を美しくするのに寄与しているのかもしれませんが、個人的にはいささか不便ではあります。


・かごがない
かご付きの自転車も10台に1台ほどは見かけますが、基本的には自転車にかごは付いていません。リュックサックを背負い、その中に荷物を入れている人が多いように思います。


・変速機が付いている
こちらでこれまで見たほとんど全ての自転車には変速機能が付いています。私自身はまだあまり使いこなせていません。


・ライトは取り外すもの
夜間は前には白い、後ろには赤いライトを点灯させなければならないのですが、これらのライトは取り外し可能となっています。また駐車時には、これらのライトは取り外して持っておかなければなりません。付けておいたままにすると、ライトだけ盗難にあうようです。


また自転車の捉えられ方も日英で違います。


・自転車は車の仲間
自転車は歩道を走っていることが多いですが、こちらでは車道を走らなければなりません。また車と同様、道の左側を走ることが義務付けられているようです。(従って右折が怖いです)


・手信号
右折・左折時には手信号(手旗?)を出さなければなりません。曲がる方向に手を横に出してから曲がります。


移動時間は確実に短くなりましたが、まだまだ自転車に乗る度に神経を使っています。はやく慣れたいものです。