DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

2012年

晦日なので簡単に今年を振り返ってみたのですが、今年も昨年同様、研究面でそれほど順調ではありませんでした。一年間を通し、ずっと同じデータに向きあっていましたし、データ処理を始めた当初から根本的な問題は解決していません。ただコーパスを使って多量のデータを扱う研究を続ける限り、今後も似たような課題に直面することがありそうですし、その時に向けて経験値を貯めたと前向きに捉えたいです。また、今年の目標だった(というか最低ラインと設定した)「博論の目処を付けること、具体的には『あとは書くだけ』という状態に持っていくこと」というのは概ね達成されました。現在は、連日Collegeの図書館に篭って主要な部分を書いている最中です。まだ一部のデータ処理が残っており、理論的考察の章は手付かずですが、来年の早い段階で提出することは可能ではないかと思っています。


来年は最初の数ヶ月を除きどこで何をしているかわからないので目標を立てづらいのですが、以下の二つを挙げておきます。

  • PhDを取得する(目標というか何をどうするにしても必須!)
  • 次のステージがどこのどういうポジションであれ、そこに順応し、そこにいる最大限のメリットを享受するにはどうすれば良いかを考え行動する


末筆になりましたが、今年も様々な方にお世話になりました。色々と構ってくださりありがとうございました。2013年もよろしくお願い致します。