DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

留学は可能

事務手続きは前回のエントリーからまだ全く進んでいないのですが、マクロに見た時に留学できなくなる確率はほとんどないことに気づき、少し気持ちが楽になりました。なぜか事務手続きが間に合わない=留学できなくなる、だと思い込んでいたのですが、事務手続きは「(プログラム開始時に自分が現地にいるためには)間に合わない」であって、「止まる」ではないので、最悪のケースでも渡英が予定より少し遅れる程度で、思い込んでいたほど大した問題ではないのではないかと思えてきました。


とは言うものの、実は今日まで「留学に行けない」という可能性を少しは想定していたのです。それは「奨学金がもらえない」というパターン。先日送られてきた合格通知には「Course Duration: 4 Years」と書いてありました。RCEALでPhDを取得したいと考えた場合、MPhilを1年経てからプログラムをPhDに切り替え、その後の2年間(理想的には3年間)でPhDを取る、というのが標準コースのようです。つまり理想的には、MPhil+PhDで4年かかることになります。PhDに直接入学するというのは前例があまりないようなのですが、この場合の標準修業年数が仮に4年間だと定められていると、奨学金が下りない可能性があります。JASSOの奨学金は3年でPhDを終えることを前提としているからです。


しかしこの心配は杞憂に終わりました。先方に確かめたところ、標準修業期間は3年であるものの、「wiring up」期間を確保するためにビザを4年間で申請できるように、conditional offer letterでは4年としてあるとのことです。


と言うことで、少なくともケンブリッジに行くことはできそうなので、引越しの手配をしました。今月末に第一便(船便)を出すことを目標に、荷造りを頑張ります。