夏のイベントシーズン到来
昨年も7月から9月にかけてISSA、DH、JASELE、KATE、Eurosla、BAALと色々と学会を回りましたが、今年も夏はイベント続きです。
- UCREAL Summar School in Corpus Linguistics (ランカスター大学@英国。7月13日-15日)
- 明日からランカスター大学で行われるコーパス言語学のサマースクールに行ってきます。少なくとも去年は開講されておらず、以前にあったという話も聞かないので初の試みなのでしょうか。PhD学生を主な対象としたサマースクールというのも珍しいと思います。ランカスターだけあり講師群はコーパス言語学では著名な方々ばかりで、トピックもそれほど分野依存的なものばかりではなくコーパス統計やコーパス設計、コロケーションなどのレクチャーもあるので楽しみにしています。
- Corpus Linguistics 2011(バーミンガム大学@英国。7月20日-22日)
- 二年に一度開催されている、コーパス言語学では最大規模の学会の一つです。私もEP SeminarやLALP Workshopとほぼ同内容ですが発表します。日本からの参加者もそれなりにいるようです。コーパスと言っても分野は多岐にわたるので必ずしも興味のある発表ばかりではありませんが、他分野でコーパスがどのように利用されているかを知る機会でもあります。
- 関東甲信越英語教育学会(KATE:専修大学。8月6日)
- 私が初めて行った学会で、M1からなので5回目の参加になります。顔見知りも多く懇親会が楽しみな学会なのですが、今年は震災の影響で日程が短縮され(2日間→1日のみ)、懇親会も中止となってしまいました。しかし顔見せも兼ねて参加する予定です。
- 全国英語教育学会(JASELE:山形大学。8月20-21日)
- 日本国内の英語教育系の学会では最大規模の学会です。今年はワークショップで学部時代の指導教官の、課題研究フォーラムで修士時代の(&休学中ですが今も)指導教官の発表があるのですが、時間帯が重なっていてどちらに行くべきか悩ましいです・・。*1
- Learner Corpus Research 2011(Louvain-la-Neuve@ベルギー。9月15-17日)
- ICLEで有名なSylviane Granger先生が主催する学習者コーパスに特化した学会です。これほど大きな規模での学習者コーパスの学会は初めのことだと思います。私もEP、LALP、CLでの発表を拡張した研究を発表します。こちらは現指導教官と前指導教官が揃い踏みです。日本人発表者も相当数いらっしゃるようです。Nick EllisやNobert Schmittの基調講演も楽しみです。
参加が確定している(既にチケット等の手配をしている)のは以上ですが、これらに加え
Eurosla 2011 (ストックホルム大学@スウェーデン。9月7日-10日)
にも昨年に続き参加しようかと考え中です。こういうイベントでもない限り積極的に北欧に行くこともなさそうですし。
また8月3日から25日まで一時帰国します。今回は初の直行便(ヴァージン・アトランティック)で往復します。直行便なのに£598(8万円弱)とこれまでと比較してもチケットは割安でした。