Corpus Linguistics 2013
ランカスターで開催された標題の学会に出席しました。[twitter:@corpustylistics]さんがまとめてくださった、私を含めた参加者のツイッター上でのつぶやきがここにあります。その中の[twitter:@langstat]さんのツイートにもありますが、今回は(批判的)談話分析系の発表が非常に多かった印象です。ランカスターのCorpus Approaches to Social Sciences(ESRCプロジェクト)もそうですが、コーパスを用いた談話系の研究が増えているのでしょうか。
私は博論の一部を発表しました。データ分析面は面白いのですが、解釈が難しい箇所です。「コーパスとSLA」というセッションでの発表であったため、それはSLA的にどうなのか、という指摘を多く受けました。
ところで私はこれまで学会発表は全てスーツで行っており、今回も特に何も考えることなくスーツで発表したのですが、よく周りを見てみるとスーツでの発表は少数派で、ほとんどの発表者はスーツよりはカジュアルな、襟付きシャツ程度の格好で発表していました。これを反省し、次回からは服装を考えようと思います。
二年後のCorpus Linguistics 2015もランカスター大学で開催されるようです。またランカスターかと思う反面、過去三度ランカスターに行っているにもかかわらず、大学以外はほとんど回っていないので、次回はせめてcity centre、あわよくば湖水地方辺りを回りたいと思います。
今回も様々な方にお会いさせて頂き、お世話になりました。特に日本でコーパスの研究をされている方々にはこのような学会でしかお会いすることがないので、お話することができて良かったです。今後ともよろしくお願いします。