DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

授業

今日(20日)はもう一コマ授業がありました。「Language Learning and Cognition」という題目のリーディンググループで、以前J-SLAに基調講演にいらっしゃり、その後も何度かコンタクトを取らせて頂いた先生が担当されます。とは言えリーディンググループなのでレクチャー等はなく、毎回決められた論文を読んできて、それに関するディスカッションをその場で行うという形になるようです。トピックは題目にもあるように認知系言語習得で、私の興味と一致するので楽しみな授業です。今日は予め論文が配布されていたわけではなかったため、ディスカッションではなく、担当の先生の下でもうすぐPhDを取得される方の暗示的学習についてのレクチャーでした。暗示的学習の測定法やその問題点などをお話しくださり、私に取って新しい情報も豊富にあって有意義でした。


出席する授業はこれと前回の2コマ/週のみになります。ほかにColloquiaと呼ばれる講演会とsupervisionが入るはずですが、それを踏まえても拘束される時間はほとんどないと言っても良いでしょう。残りの膨大(に今のところは見える)時間を使って良い研究をしたいものです。


以下は地球の歩き方にも載っているレストラン。ケンブリッジでは日本語(らしきもの)を店名に掲げた唯一の店ではないでしょうか。