DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

研究の進捗状況

AccessUnixなどスキル面についてはこれまで触れてきましたが、肝心の言語習得・言語教育についてはこれまでほとんど書いてこなかったので、少し記してみます。


まず先週末にEPセミナーがあったため、それまではCEFR・EP関係の論文を積極的に読んでいました。実は最近までEnglish Profileが一体どういうものなのかよく分かっていなかったので、この辺りの知識をつけることは、EPセミナーはもとより今後ケンブリッジで研究生活を進めるにあたり不可欠であると考えました。集中して特定トピックの論文を読むとやはりそれなりには理解が進むようで、ようやく全体像が掴めた気がしています。


そのほかにはインプット頻度や教科書関連の論文を読んでいます。頻度、教科書、コーパス、学習者言語、認知、このあたりを中心に据えた研究デザインを未だ模索中です。デザインはまだ未定なのですが、同時にどういう言語項目が研究対象となり得るかをピックアップしています。頻度、演繹的指導の有無、顕在性それぞれの両端に位置する言語項目群を探しています。


昨年の11月以降は渡英準備でバタバタしていたこともあり、11月-1月中旬はほとんど論文の類を読んでいませんでした。すると恐ろしいもので、いざこちらに来て論文を読もうとしても、読解スピードが落ちており、なかなか思うように読めていませんでした。ようやく最近(この10日間ほど)になって、以前のレベルくらいには読むスピードが戻ったと感じているので、今後はなんとかそれを上げて行きたいと思います。


以下はGreen Boxというところの寿司。



まぐろのにぎりが£3.80(≒570円)
サーモン巻きが£3.30(≒480円)
緑茶が£1.20(≒180円)
それにサービス料が10%で、計£9.10(≒1365円)。味はまずいということはありませんが、日本の安い回転寿司程度だと思います。それを考えるとものすごく割高ですが、日本から遠く離れた国で食べる寿司なのでやむを得ないのかもしれません。