DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

LaTeX講習会

UK-TUGというところが主催するLaTeXの講習会に参加してきました。場所はロンドンのUniversity of East Angliaというリバプールストリート駅の近くにある大学です。本キャンパスは別にあるようなので、そこはこういった催し物を開催するための場所でしょうか。


LaTeXはどのようなものか全く知らなかったのですが、(特に理系の)論文作成に利用されると聞き、齧ってみたいと思っていました。ケンブリッジ大学IT Training ProgrammeでもLaTeXの講座はあるのですが、これまでsupervisionや他の講座が重なり、出席できていませんでした。そんな折に本イベントをDepartmentのMLから知り、では参加してみようかと思った次第です。


感想としては有用であるとは思うものの、如何せんコーディングが必要なため、スクリプト言語プログラミング言語同様、相当の慣れが必要ではないかと思います。ワードでの文書作成にイライラすることは確かに多いのですが、LaTeXに切り替えたところで当分の間は思うように使いこなせずワード以上にイライラしてしまいそうです。もう少し基礎だけは学び、必要に迫られた時に本格的に学ぼうかと思います。


さて、そのLaTeXの講習会から帰ってきた時にケンブリッジは雨だったので、自転車をバス停近くの警察所に置いたまま帰り、翌日そこに取りに行ったのですが、どこを見渡しても自転車がありません。同じ場所をぐるぐると回りうろちょろと歩きましたが、どう見ても自転車が跡形もなく消えています。これはまずいと思い警察署に入り尋ねたのですが、関知していないとのこと。やられました。ケンブリッジは自転車が多く、従って(?)自転車の盗難はよくあることで、私もそれなりには気をつけていたのですが、それでも自分が被害に遭うとはあまり考えていませんでした。警察署に停めたものの、抑止効果は十分ではなかったようです。チェーン型のロックで自転車とラックを留めていたのですが、一体どうやってそれを外されたのかも分からないままです。つい一週間前にチューブを取り替えたばかりだったので無念ですが、自転車を再購入するしかありません。


またつい先ほど、殺虫剤を部屋で撒いたところ、火災報知機を鳴らせてしまいました。火災報知器は殺虫剤にも反応するんですね・・。20分間の爆音、他の住人の皆様に申し訳なかったです。この数日あまりついていません。


あと6時間ほどで日本に向けて出発します。日本でお会いする皆様はよろしくお願いします。