DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

研究進行中

12日に学会ツアーからケンブリッジに帰宅後は、引きこもってひたすら博士のプロジェクト(博士論文に繋がる一連の研究のことをこう呼ぶようです)に時間を割いていました。考えてみれば8月に入ってからはプロジェクトに関することはほとんど行っていなかったので、一ヶ月以上停滞していたことになります。それを取り返すように目下データ抽出・分析中です。一応データが出てきているので、近々どこかの学会やセミナーの類に出してみる予定です。


データといえばPerlRです。最近はPerlで抽出したデータを素性としてSVMランダムフォレストを走らせてみたり、Perlのみでブートストラップをやってみたりと、段々とできることの幅が広くなってきていて面白いです(それでも未だに折れ線グラフを書くなどという単純なタスクでも躓いたりするのですが)。両者ともにケンブリッジではなかなか(自学以外で)学ぶ機会がないのが残念です。


さて以前自転車の盗難にあったと書きましたが、今月中旬に中古の自転車を無料でもらえる予定です。実は8月に日本に一時帰国している間に当時住んでいたケンブリッジの家に泥棒が入り、テレビが盗まれました。しかしテレビを盗んだ犯人は手でテレビを持ち運んだためなのか、現場に自転車を置いて行きました。盗人の自転車なのでそれも盗品である可能性が少なくないため、一旦その自転車を警察署に持って行き、28日間所有者が現れなければ私のものとなるとのことです。まだ二週間ほど自転車がない生活が続きますが、Collegeに引っ越してからは特に外に出る用もなくなりましたし、それほど今のところは困っていません。