DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

一時帰国:2011年夏

三週間ほど一時帰国し、昨夜、22時間かけてケンブリッジに帰着しました。ものすごく大雑把に振り返ります。

KATE→学生飲み
関東甲信越英語教育学会に出席しました。久しぶりに会う人達(特に修士の後輩)が多く、彼等から近況報告を聞けて良かったです。また学会後に学芸や千葉、東大などの院生(+一部学部生)と飲む機会がありました。知り合いが増えていくのは楽しいですね。


集中講義
9-18時×3日間というハードな集中講義に出席しました。社会認知理論に基づくSLAがテーマ。他の理論にも通じることですが、現象は一つ、解釈(=理論)が複数となり、他理論との解釈レベルでのやや抽象的な差異を理解するのは容易ではありません。論文に書かれていることやその主張内容の表面上の理解はできても、例えば社会認知理論に基づくSLAを他者に説明できる自信はまだありません。


JASELE前夜祭→JASELE
全国英語教育学会の前日に山形入りし、将棋の町と言われる天童市を観光。その日の夜に@uranoken先生主催の前夜祭に参加しました。参加者はtwitter英語教育クラスタの方々を中心に20名ほど。(アイコンがないので)お互いに誰が誰だかわからない中スタートするというオフ会らしい飲み会でした。JASELE本体は自分の研究と割と近い研究もあり、それなりに面白かったです。また懇親会でも(山形牛ステーキを食べることができた上に)様々な方とお話でき、楽しい時間を過ごすことができました。


日本食を堪能
食文化がイマイチなイギリスを離れ、日本に戻る利点の一つは日本食。今回も築地で寿司&刺身、宇都宮で餃子、やすいみ〜とでトンカツ、新宿武蔵天下一品でラーメン、牛・豚しゃぶしゃぶ、などを食しました。エリーゼ@四ツ谷のサーモンバター焼き定食を食べられなかった(売り切れていた)のが心残りです。



上記のイベント以外でも、ディベートの同期・先輩・後輩、修士時代の同期・後輩、学部時代のESSの後輩などと会い、今回は前回前々回の一時帰国と比べてもよく人と会って話した三週間でした。9月の学会シーズンが終わればまた引きこもり生活に戻ると思うので、その時の分まで人と会ったような気になっています。


これから引っ越し、データ分析、学会参加、学会発表と続きますが、一時帰国で養った英気を元に頑張っていこうと思います。