DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

多忙

この一ヶ月は留学してから最も忙しい一ヶ月でした。理由は間違いなく(学部生の)supervisionにあります。毎週(1)講師から出される課題の回答(一人当たり1000語前後×11人)にコメントを入れ、(2)supervisionで議論する内容を考えて準備し、実際のsupervisionに臨むという形なのですが、(1)に丸二日弱、(2)に丸一日ほどかかり、週の半分近くがsupervision関連で埋まる格好です。特に授業が「Language, Brain, and Society」と扱う幅が広いので、その週のトピックがあまり馴染みのない分野(例えば今週は言語障害)だとそもそも何を議論すべきかこちらもよくわからないということもあります。良い経験になっているはずと信じて乗り切ります。


コンピューターサイエンス研究科で受講しているIntro to NLPも大変興味深く授業は出席しているのですが、課題や読むべき文献が多く、そちらはあまりフォローできていません。冬に集中して読もうと思います。これまで授業期間中であろうとなかろうと自分の生活にはそれほど影響がなかったのですが、今期はこちらへ来て初めて授業期間終了が待ち遠しいです。今年の年末年始は一時帰国はせずにこちらで引きこもって溜まった文献を消化したりデータを触ったりする予定です。


自分の研究を進めるためのデータが手元になく、研究を進めたくても進められないのがせめてもの救いです。これでデータは手元にあるのに分析する時間がないとなると相当にストレスを感じると思いますので。