DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

留学体験記など

私は日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を受給して留学生活を送っていますが、JASSOが発行しているウェブマガジンに留学体験記を書かせて頂きました。以下から無料で読むことができます。
ウェブマガジン「留学交流」2011年12月号


Termが先々週末で終わったこともあり、この一週間強は友人と会うついでに大英博物館に行ったり、LondonRに出席するついでに大英図書館に行ったりと色々と活動していました。この二箇所は前々から行きたいと思いながら機会を逸していたのですが、そろそろ行かないと一度も訪れることなく英国を離れることになる可能性もあると思い、渡英して二年経ってようやく行ってきました。これでロンドンには(前記事のITTFプロツアーを含めて)10日間で3回行ったことになりますが、これほど集中してロンドンに出かけたのは初めてです。


また昨年に引き続き、今年もBAALのCorpus Linguistics SIGが開催するツール講習会(?)に参加してきました。今回はDexterという多層型でスタンドアローンアノテーションを支援するソフトが対象でした。アノテーション支援ソフトはMMAXのデモを四年ほど前に少し見たことがある程度で実際に触ったことはほとんどなかったので、どういうものかを触りながら知ることができたのは良かったです。


そして今日は実験の被験者としてfMRIに入ってきました。脳画像(をはじめとする脳科学技術)を用いた研究がSLAなどでも広まってきているので、一度どういうものかを経験してみたいと思い一年半ほど前に被験者パネルに登録していました。ようやくfMRIに入れる機会を得たのですが、思っていたよりも騒音が激しく、その中で身動きが取れずに単調な課題を一時間ほどこなし続けるというのは、あまり楽しい経験ではありませんでした。