DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

Lent Term 2012

年が明けてからも論文の修正やスクリプト作成に勤しんでいたのですが、今日からLent Termが始まってしまいました。来週からはsupervisionも再開し、忙しい日々が戻って来ます。今期出席するのはDTALで言語習得の授業と認知系言語習得のリーディンググループ、(昨期に引き続き)学部の応用言語学全般を扱う授業、それにコンピューターサイエンス研究科で機械学習の授業です。Tuesday Colloquiaという毎週火曜日に行われる講演会やsupervisionも引き続きあります。昨期と出席する授業数は同じで種類も似ているので労働量は変わりませんが、supervisionに少し慣れてきているので気持ちとしては昨期より少し楽かもしれません。


さて、Termが始まるまでに「あとはデータさえあれば数日で結果が出る」という状態に持っていきたいと前記事で書きましたが、部分的には達成できました。欲しいデータを抽出し、それを考えていたような分析方法でまとめるためのスクリプトを書くことはできました。しかし肝心のデータの方に誤算があり、そもそも不完全なデータであることを除いてもこのデータからでは考えていたほど綺麗に分析はできないかもしれません。目下、データが補強されるのを待ちながら、他の手法を考えたり、ダメもとで色々と試行錯誤をしたりしています。