DTAL(旧RCEAL)留学記録

2010年1月から2014年半ばまで在学していたケンブリッジ大学理論・応用言語学科でPhDを取得するまでの記録です。

SLRF 2012

米国はペンシルバニア州ピッツバーグで行われたSecond Language Research Forum (SLRF)に参加してきました。会場はカーネギーメロン大学でしたが、ピッツバーグ大学との共催とのことでした。行くまで知らなかったのですが、SLRFは主催校の学生が運営しているそうです。これほどメジャーな学会が学生によって運営されているのは驚きです。今年は過去最大規模だったらしく、筆頭発表者のみをカウントしても45カ国から620件の投稿があり、211件の口頭発表+90件のポスター発表の計301件の発表が採択されたとのことです。


ワークショップや個々の発表については例によってツイートしましたのでここのまとめをご覧ください。


四年半前に米国の大学を回った時にも感じたのですが、米国の大学のキャンパスはとても綺麗だと思います。敷地自体も広く、芝生が多いためか広々とした感じがします。留学中のキャンパスライフと聞いて思い浮かべるイメージそのままです。ケンブリッジは大学の建物が街中に点在しているので、トータルの面積はそれなりにあるのかもしれませんが、芝生上のベンチに座って読書、のような「いかにも」な風景はあまり見られません。


以下、写真を数点。


会場のカーネギーメロン大学のUniversity Centerというところです。


カーネギーメロン大学。後ろに見えるのはCathedral of Learning学びの聖堂)という建物で、ピッツバーグ大学の人文学系の研究科が主に入っているようです。前記事の『外国語学習の科学』の著者、白井恭弘先生のオフィスもこの中にあるそうです。


学びの聖堂の接写。ピッツバーグのこの辺りの地区のシンボルになっています。


来年ユタ州のブリガムヤング大学で開催されるそうです。基調講演者(Diane Larsen-Freeman、Merrill Swain、Catherine Doughty)とワークショップ(L2研究における統計)は魅力的なのですが、場所が場所だけに少し考えてしまいます・・。